「しっかりピンを狙っているはずなのに左に飛んでいく・・・」
「なかなか狙ったところに落とせずピンに寄らない・・・」
アプローチショットはゴルフのスコアをまとめる重要なショットです。
ゴルフ初心者やアプローチが苦手なアマチュアゴルファーは、狙った方向に飛ばなくてピンに寄らない、距離感がつかめないといった悩みを抱えている人も多いでしょう。
今回の記事のテーマは「アプローチを狙った方向に飛ばし、ピンに寄せていくにはどうしたらいいか」です。
状況別の打ち方やよくある質問とその解決法など、アプローチの疑問に答えながら解説します。
具体的な練習方法も記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- あなたのアプローチショットがうまくいかない理由
- 狙った方向に飛ばす方法
- 状況別のアプローチの打ち方
- 家や練習場でできるアプローチの練習方法
- アプローチだけで100切り、90切りはできるのか
アプローチの打ち方について詳しく解説している記事は以下を参照ください!
【ゴルフ初心者必読】アプローチショットを極めるとゴルフが楽になる
Contents
アプローチはどれくらい重要?
ゴルフの上達にはアプローチが重要、と聞いたことがある人も多いでしょう。
アプローチショットはなぜ重要といわれるのでしょうか?
アプローチショットは、グリーン周りからピンに寄せるためのショットです。
スコアの6割以上が100ヤード以内のショートゲームで決まっているといわれ、アプローチがうまくいくかどうかでスコアが左右されます。
ドライバーやアイアンでミスをしてもアプローチでリカバリー可能です。
アプローチを上達させるには、基本的な打ち方だけでなく、傾斜やライ、グリーンの状況などに応じた「考え方」を身につけることが必要です。
裏を返せば、考え方を知っているだけでアプローチがとてもかんたんになります。
この記事を参考に、アプローチのスキルを伸ばしてスコアアップを目指しましょう!
アプローチがうまくいかない3つ理由
アプローチが重要であることは理解しつつも、なかなか練習の時間が取れなかったり、どんな練習をしたらよいのか分からなかったりする人も多いハズ。
その結果、距離感が合わず、狙った方向にも飛ばず、アプローチからの3パットを量産してしまうことも・・・。
これではなかなかスコアアップは難しいですよね。
ここでは、アプローチがうまくいかない3つの理由とその解決策を紹介します。
アプローチがうまくいかない理由
- 全部同じウェッジを使っている
- むずかしい打ち方をしようとしている
- コースレイアウトを考えていない
全部おなじウェッジで打ってない?
アプローチはクラブ選びが重要です。
しかし、グリーン周りのアプローチでは56度や58度といったSWばかりを使っていませんか?
一言にアプローチといっても、花道やガードバンカー、浅いラフ、深いラフ、砲台グリーン、ピンの位置など、状況はさまざまです。
これらすべての状況でなんとなく同じウェッジを使っていると、うまくいくときとそうでないときの差がでます。
基本的に花道からや浅いラフの上にボールが乗っているような「よいライ」の場合は、ミートしやすいPWやAWを使って転がして寄せるのがおすすめです。
SWよりも振り幅を小さくできて、ミートもしやすいため大きなミスを防げます。
砲台グリーンや手前にバンカーがあるような状況では、SWをしっかり握って高い球を打ちましょう。
ラフとフェアウェイの境目にボールがあって、ウェッジがうまく振れない場合はウッド系のクラブで転がすのもありです。
すべて同じウェッジでアプローチしているなと思ったら、次回からは別のクラブも選択肢に入れてあげましょう。
むずかしい打ち方をしようとしていない?
グリーンには乗るけどカップに寄らず3パットになってしまう、グリーンを転がってオーバーしてしまう…。
そんな悩みを持っている方は、打ち方に問題があるかもしれません。
100切りや90切りを目指すレベルであれば、転がすアプローチが基本です。
ふわっと上げてぎゅぎゅっと止めるアプローチはかっこいいですが、難易度が高くミスの原因にもなります。
あえてむずかしい打ち方を選択せず、自分にできるショットで勝負していきましょう。
ラフやバンカー、グリーンの状況によって意識するべきポイントも変わります。
意識するポイントを間違えると、それだけでショットの難易度が上がってしまうことも。
状況別の詳しい打ち方については後述するのでぜひ参考にしてみてください。
環境やコースレイアウトにも気を配ろう
アプローチの精度を上げるには、雨や風などの環境やグリーンの傾斜にも気を配りましょう。
前日雨が降っていたら、芝が濡れているため距離感に影響があります。
また、20ヤード程度のアプローチでも風の影響を受けてしまうので注意が必要です。
アゲインストでは思ったよりも止まり、フォローでは想像以上に転がります。
とくにミスをした感覚がないのに、距離感が合わないのは雨や風といった環境の要因が考えられるでしょう。
グリーンの傾斜についても同様に、上りなのか下りなのかによって距離感が大きく変わるため、ライン読んでからアプローチしてみてください。
アプローチショットは思ったよりも繊細です。
適当に打たず、芝の状況や風、グリーンの傾斜にも気を配ることで寄っていく確率を上げられます。
アプローチを狙った方向に飛ばす方法3つ
アプローチショットで、ピンを狙ったつもりが全然違う方向に飛んでしまう、距離感が合わず寄らない・・・という悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
せっかくいい位置からアプローチを打てても、ピンに寄せられなければ意味がありません。
ここでは、しっかり狙った方向に飛ばして距離感を合わせるコツを3つ紹介します。
狙った方向に飛ばすコツ
- 右足前にボールをセットする
- クラブ選択を間違えない
- 傾斜に合わせてスイングを変える
左に飛ぶのは構え方が間違っているから
アプローチショットは、しっかり目標方向に向いて構えたとしても左に飛び出しやすいショットです。
ロフト角の大きいクラブはインパクト時にフェースが閉じやすいため、左に飛び出しやすくなります。
目標方向に飛ばしていくには、ボールを置く位置がポイントです。
ボールを右足寄りにセットすることで、フェースが閉じる前にインパクトできるため、目標方向に飛び出しやすくなります。
アプローチではオープンスタンスに構えることが多いので、右足の前に置くのが目安です。
状況に応じたクラブの選び方をしよう
アプローチショットでは、クラブ選びも大切です。
どんな状況でもSW!という人はクラブ選びを見直してみましょう。
ライがよく、転がせるスペースが広い場合は、SWよりもPWや50度程度のAWがおすすめです。
SWはミートがむずかしく、ミスショットにもなりやすいため転がすアプローチにはPWやAWが適しています。
逆に、深いラフや砲台グリーンなど、転がすのがむずかしい場面ではSWを使って球を上げる必要があるでしょう。
この場合は無理に寄せようとせず、グリーンに乗せることを目指してスイングします。
花道からのアプローチではパターを使うこともおすすめです。
とくにアプローチに自信がない人は、パターを使ったほうが安全に寄せられます。
グリーン周りのアプローチだからSW、という固定観念は捨てて、いろいろなクラブを試してみましょう。
芝や傾斜に応じたスイングのしかたを覚えよう
コース上にはラフや傾斜など、アプローチをむずかしくする要素がたくさんあります。
そんな中で、状況に応じたスイングを覚えておくことは大切です。
ライの状況や傾斜別に、アプローチの打ち方を解説します。
ラフの芝の上に乗っている
ラフに入ってしまっても芝の上にボールが乗ってる状態は、クリーンにボールを捉えやすくかんたんなライです。
この場合はいつも通りのアプローチを意識します。
フェースを開きすぎると下に抜けることがあるのでその点だけ注意しましょう。
ラフからのアプローチだからといってむずかしく考えず、まずはボールが浮いているのか沈んでいるのか確認してみてください。
ラフの芝の中に沈んでいる
芝の中にボールが沈んでしまっている場合は、かなりむずかしいショットになることを覚えておきましょう。
とはいえ、諦めずにできることを全力でやるのが大切です。
ラフの中にボールが沈んでいるときは、クラブが芝の抵抗に負けてほとんど飛距離がでない「チャックリ」が起きやすくなります。
芝の抵抗に負けてしまうことで、ヘッドスピードが落ち、フェースがボールに辿り着かないのです。
チャックリしないためには以下のポイントを意識してスイングしましょう。
深いラフからのアプローチ
- インパクトで手首をゆるめない
- ボールにクラブヘッドを叩きつけるように思い切り振る
- 飛びすぎないようにフェースを思い切り開く
チャックリしないためには、芝の抵抗に負けないで、ボールにクラブヘッドを届かせることポイントです。
1と2を意識することで、芝の抵抗に負けずにクラブヘッドをボールに届かせることができます。
3つ目のポイントはクリーンヒットしたときに大オーバーすることを防ぐための工夫です。
フェース面が真上を向くように開くことで、クリーンヒットしたときでも飛距離をおさえてグリーンを狙えるようにしておきましょう。
芝の中に沈んだライは難しいアプローチになります。
上記を知っていれば諦めずに対処できるはずなので、ぜひ覚えておいてください。
強い傾斜の上にある
セカンドショットでミスをして強い傾斜からアプローチを打つ場面もありますよね。
傾斜だからといって焦って適当にならず、状況に応じて打ち方を変えてみましょう。
強い上り傾斜の場合は、球が上がりやすいため比較的難易度が低いです。
しかし、普通に構えて打つと斜面にクラブが刺さって打ちづらいことも。
そんなときは右足を後ろに下げてクラブを振れるスペースを作ってあげましょう。
同時にスタンスを広めに取ると傾斜でも安定したスイングができます。
逆に、強い下り傾斜の場合は手前にクラブが刺さりやすくなります。
手前の地面でクラブがはねてトップしてホームランになることも。
上り傾斜と逆に左足を後ろに下げて構えることで、傾斜なりに打ちやすくなります。
このとき、球を上げることは諦めて転がして寄せることを意識しましょう。
グリーン周りの傾斜からアプローチは、自分が安定するスタンスを見つけることが大事です。
アプローチで動じないメンタルコントロール
練習ではうまくいくのに、本番では緊張や失敗の不安からアプローチがうまくいかないこともありますよね。
失敗のイメージばかり浮かんで、自信のないまま打ったら本当に失敗してしまった…なんてことも。
ここでは、アプローチで動じないためのメンタルコントロール方法を紹介します。
失敗のイメージを活かしたショットを行う
アプローチで一番怖いのは、ミスショットにより大たたきしてしまうことです。
ミスショットのイメージばかり浮かび、不安なままスイングした結果イメージ通りのミスショットになる…という経験がある人も多いはず。
そんなときは、失敗のイメージを活かして冷静にショットをしていきましょう。
例えば、バンカー越えのアプローチショット。
多くの人が、ショートしてバンカーに入ってしまうイメージをしてしまうと思います。
裏を返せば、バンカーに入れるイメージがほぼ完璧にできているということです。
ショートするイメージができているなら、そのイメージよりも大きく振ってみましょう。
すると、バンカーを越えてしっかりグリーンを捉えられるはずです。
このように、ミスショットでできているイメージを活かしてそれよりも大きく振る、小さく振るなど調整ができれば、大たたきするようなミスを減らしていけけるので試してみてくだい。
明日から実践!アプローチの練習方法
アプローチショットはスコア全体の6割を占めると言われるほど重要なショットです。
そんなアプローチを効率的に上達させるには、どのような練習方法が良いでしょうか?
ここでは、アプローチショットの練習方法を、練習場、家、コースの3つに分けて紹介します。
アプローチの精度を上げたい方はぜひ参考にしてみてください。
練習場でのおすすめ練習方法
練習場でのアプローチ練習は、実際の球筋を確認できるためとても効果的です。
ただ打つだけでなく、意識するだけで数倍の効果が期待できるポイントを3つ紹介します。
練習場でのアプローチ練習
- アドレスは毎回取り直す
- インパクト音を意識する
- 球筋をしっかり確認する
アドレスは必ず毎回取り直すクセをつけましょう。
グリップを握りなおしたり、後ろから目標方向を確認したりといったルーティンを行うことで、ラウンド本番での再現性を高められます。
次に、球を打つときはインパクト音を意識しましょう。
アプローチは正しくインパクトすることが大事です。
正しい入射角で芯に当たったときのインパクト音は、乾いた音がします。
ダフりやトップ、芯を外したときは鈍い音がするでしょう。
常に乾いた音が出せるよう意識することで、正しいインパクトの感覚をつかめるようになります。
練習場での練習は、実際の球筋をしっかり確認することも大事です。
狙った通りの高さ、キャリーで狙ったところに落とせているか確認しましょう。
距離感を掴むことにつながります。
家でもできるアプローチの練習方法
アプローチショットは、スペースを作れば家でも練習できます。
練習場に行く時間がない方は、家での練習を試してみてください。
家でアプローチショットの練習をするポイントは以下の3つです。
家でのアプローチ練習
- リズムを意識する
- ダフってないかチェックする
- 目標に向かって打てているか確認する
アプローチが上手な人はリズムがよく、ショットの再現性を高めています。
家での練習はリズムを作るのに最適です。
メトロノームアプリなどを使って、自分だけのリズムを作りましょう。
人工芝はクラブのソールが滑るため、ダフっても気づかないことがあります。
クラブの入りをチェックするには、動画を撮影して確認する方法やダフリチェックマットなどの練習グッズを使う方法があるので試してみてください。
また、短い距離でもしっかり目標方向に打てているか確認することが大事です。
目標物がわかりやすい的があるとおすすめ。
ラウンド中もアプローチの練習!?
ラウンド中も意識を変えることでアプローチの練習ができます。
もちろん、プレーファストを前提にしてくださいね。
ラウンド中に意識するべきポイントは以下の通りです。
ラウンド中のアプローチ練習
- どこからのアプローチがかんたんか考える
- 球筋をしっかりイメージする
- できることに集中する
ラウンド中は、自分の得意なショットやシチュエーションから「どこからアプローチできたらいいか」を考えてプレーするのが大切です。
打ちたいところから打てるようにマネジメントをしていきましょう。
その上で、球筋を明確にイメージすることがポイントです。
転がして寄せるのか、高めの球で止めるのかしっかりイメージをしてからショットに入りましょう。
イメージ通りに打てなかったらなぜ打てなかったのか復習しておくことも大事です。
ラウンド中は難しい場所からアプローチを打たなければならない場面もおとずれます。
そんなときは焦らずに「できることに集中」しましょう。
深いラフやバンカー、砲台グリーンなど難しい場面になったときは、いつも通りのショットで「グリーンに乗ればラッキー」くらいの気持ちで打つと大ミスを防げます。
ラウンド中も学ぶことを忘れずにプレーすることも、アプローチ上達のポイントです。
アプローチ練習におすすめのクラブは60度のウェッジ
玄人向け、プロ向けでむずかしいイメージがある60度ウェッジ。
実はアマチュアゴルファーにもおすすめのウェッジです。
60度のウェッジはロフト角が大きく、スピンの効いた球を打てる、飛距離を抑えられるというメリットがあります。
砲台グリーンやピンが手間に切ってあるグリーンで寄せる、深いラフからの脱出などで活躍するでしょう。
一方で、だるま落としや2度打ちといった、大きなミスになりやすいことや、距離感が出しづらいというデメリットも…。
扱いのむずかしい60度のウェッジを使いこなすには、正しいスイングを身につける必要があります。
つまり、60度のウェッジを使いこなすことを目指せば、正しいアプローチのスイングが身につくのです。
まずはアプローチ練習用として、60度ウェッジを試してみてください!
【中古クラブ15万本】ゴルフドゥで60度ウェッジを探してみるヴィクトリアゴルフ で 60度ウェッジを見てみる
アプローチでゴルフが上達した事例
アプローチの練習だけで本当にゴルフが上達するんだろうか…と疑問に思う方も多いハズ。
実際に、アプローチの練習を重点的にすることでゴルフが上達した人もいます。
アプローチ練習だけで100切りを達成した事例もあり、練習は裏切りません。
ここでは、アプローチのおかげてゴルフが上達した事例をいくつか紹介します。
武井壮さんはアプローチだけで100切り達成
武井壮さんは2023年7月に、PGAのティーチングプロ実技試験を通過した実力の持ち主です。
そんな武井壮さんですが、Youtubeチャンネルで一日数時間アプローチの練習だけを数ヶ月続けたことで100切りを達成したと語っています。
それほどアプローチが重要であり、スコアを伸ばすにはアプローチの練習が重要であることを示すエピソードです。
アプローチショットのよくある質問
アプローチショットの練習をしていると、いろいろな悩みや疑問が生まれてくるものです。
狙った方向にうまく飛んでいかない、距離感がつかめないなど、練習を重ねても解決できない問題がたくさんでてくるでしょう。
ここでは、よくある悩みや問題の解決策を紹介します。
狙った方向に飛ばないのはなぜ?
アプローチでピンを狙っているつもりなのに左右にブレてしまうのはなぜでしょうか。
アプローチが狙った方向に飛ばない原因は大きく2つです。
アプローチが狙った方向に飛ばないのは
- 向いている方向が間違っている
- フェースコントロールができていない
まず、向いている方向が間違っているとピン方向に飛ばすことはできません。
アプローチではスタンスをオープンにすることが多いため、足の向きにつられて腰や肩のラインが左に向いてしまうことが多いので注意しましょう。
フェースの向きも重要です。
構えたときはピン方向に向いていても、スイングの途中でフェースが開いたり閉じたりすると打ち出し方向も変わります。
とくにロフトの大きいクラブはフェースが左に返りやすいので注意が必要です。
アプローチショットでは、なるべく手首を使わずにフェースがピン方向に向くよう注意しましょう。
距離感を掴む方法がわからない
アプローチショットで距離感を掴むには、たくさん練習して感覚を身につけるしかありません。
ただし、やみくもに練習するだけでは効率が悪いため、以下のポイントを意識しましょう。
距離感を身につけるポイント
- 毎回同じ高さを球を打てるようにする
- 球が落ちた場所をしっかり確認する
距離感がなかなか合わない人は、球の高さを確認してみてください。
毎回バラバラの高さになる状態は、ショットの再現性が低く、距離を合わせるのが難しいです。
球の高さを合わせることを意識すれば、弾道をイメージしやすくなり、距離感も合わせやすくなります。
また、練習場では球の落ちた場所をしっかり見ることも大事です。
どのへんに落ちたのか、狙ったところに落ちているのかなど確認することで、コース本番でも弾道をイメージしやすくなります。
シャンクが出る
短いアプローチで柔らかく打とうとするとシャンクが出る…という悩みを持つ方も多いでしょう。
アプローチショットではフェースを開いて打つ意識が強くなるため、その分ネックに当たる確率が上がります。
飛距離が必要ないため手首が緩みやすく、フェースの位置がズレやすいのも原因の一つです。
アプローチでシャンクを出さないために意識するポイントは2つあります。
シャンクを防止するポイント
- 手首を緩めない
- 両肩のラインを意識する
アプローチは飛距離を出す必要がないショットです。
そのためスイング中に手首が緩みやすく、緩んだ分フェースの位置がズレてシャンクになります。
また、オーブンスタンスを取ることが多いアプローチショットでは、スタンスの向きにつられて両肩が左に向きすぎてしまうことがあるでしょう。
フェース面に対して極端なアウトサイドイン軌道になるため、ネック側にインパクトしやすく、シャンクが出ます。
手首の緩みと両肩のラインに注意してアプローチショットを行いましょう。
トップしてホームランになる
グリーン周りのアプローチでは、トップしてグリーンの反対側までホームランとなってしまうこともありますよね。
アプローチでトップしてしまう原因は、クラブの最下点がボールの手前になり、上がり際でインパクトするためです。
トップするのが怖がってすくい上げようとすると、逆にトップする原因になってしまいます。
アプローチでトップをなくすコツは以下の2つです。
トップを防ぐポイント
- 左足重心でスイングする
- 手首の角度をキープする
右足に重心が残ったままスイングすると、あおり打ちの形になるためトップしやすいです。
最初から左足に重心を寄せてスイングすることで、軸が安定してしっかりインパクトできるようになるでしょう。
また、手首の角度も重要です。
構えたときの手首の角度を、フォローまでしっかりキープしましょう。
途中で手首の角度変わるとアーリーリリースになり、トップの原因になります。
正しいアプローチを身につけてゴルフ上達を目指そう!
正しいアプローチを身につけることは、スコアアップに直結します。
とくに、100切りや90切りを目指すレベルの方はアプローチに課題も多いハズ。
ぜひこの記事を参考にしてアプローチの上達を目指してみてください。
独学に限界を感じてきたらゴルフスクールの利用もおすすめします。
プロのコーチが第三者目線で間違いを直してくれるため、独学では気が付かなったような課題にも気がつくことが可能です。
GDOグループ運営の全米No.1ゴルフスクール【ゴルフテック】
この機会に、ぜひ検討してみてください。