ゴルフは自分のスコアだけでなく、同伴者のスコアも気になるものです。
同じくらいのスコアかなと思っていたら、トータルでは意外と大きな差がついていることも。
スコアがうまくまとまる人と、そうでない人の違いはどこにあるのでしょうか?
今回の記事では、ゴルフがうまい人がどんな思考でプレーしているのかについて解説します。
80台や90台前半でまわる人の思考を盗んで、スコアアップを目指しましょう。
この記事でわかること
- スコアがまとまる具体的な考え方
- スコアを安定させるために必要なスキル
- スコアアップに効果的な練習方法
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Contents
なぜうまい人のスコアはまとまるのか?スコアに差がつく3つの理由
飛距離もあまり変わらないし同じようなミスもしているのに、80台でまわっている人もいれば100前後でまわる人もいます。
スキルの差はあまりないのに、スコアに差がつく理由は3つです。
ポイント
- 常に大事故を防ぐことを考えている
- ミスショットを引きづらない
- 決めるところはきっちり決めている
一つずつ解説します。
ミスはするけど大事故は防いでいる
1つ目は「大事故を防いでいること」です。
うまい人は打つ前に、あらゆるミスの可能性をしっかり考えています。
「大事故」とは、OBやウォーターハザードはもちろん、打ちづらい傾斜や脱出の難しいバンカー、林の中に入れてしまうことです。
大事故を起こしてしまうと、そのホールはダブルボギー以上が確定し、スコアは大崩れに・・・。
うまい人はこういった大事故を確実に避けるようにマネジメントをします。
例えば、
- ティーショットではスライスしてもOBにならない安全地帯を狙う
- ライを見てミスが少なくなる番手を選ぶ
- どこに落とせば次のショットが楽に打てそうか考えてから狙う
などです。
打つ前にしっかり考えてから打っているので、ダブルボギーやトリプルボギーにつながるような大きなミスをしません。
結果としてスコアもまとまります。
ミスを連発しない、引きづらない
どんなにゴルフがうまい人でも、18ホール回れば必ずミスをします。
ミスショットのあと、引きづらないことがスコアをまとめるためには重要です。
ゴルフが上手な人は、林の中に入れてしまっても適切に前に進めることができ、バンカーに入れてしまってもしっかりグリーンを捉えられます。
ミスを引きづらないためには、以下のような意識が必要です。
ポイント
- ボギーで上がることを諦めない
- 慌てずにいつものリズムを崩さない
ミスショットをしてしまっても、OBでなければボギーで上がれるチャンスが残ります。
ティーショットが林の中に入ってしまっても「どうすればここからボギーで上がれるか」を諦めずに考えると、自然とスコアがまとまりやすくなるでしょう。
ミスをしたからといって、慌ててしまうのも厳禁です。
リズムが崩れると、
- いつものスイングができなくなる
- ミスショットする
- 慌ててさらにリズムが崩れる
- 立て直せず負のループ…
なんてことにも。
そうならないためにも、慌てずにいつものリズムを保ちましょう。
スコアをまとめるには、ミスショットのあとの対応が大事です。
諦めずに、冷静にショットすることを意識しましょう!
要所で決めるスキルを持っている
ゴルフがうまい人を観察すると、大事な場面できっちり決めていることがわかります。
具体的には、微妙に長い距離のパーパットをちゃんと入れる、うまく打てば寄りそうなアプローチでミスらずに寄せる、などです。
要所でミスをせずに決める一打を積み重ねることで、最終的なスコアがまとまります。
同じように大事な場面でしっかり決めるには、スキルだけでなく高い集中力が必要です。
ゴルフがうまい人は、大事な場面で集中力を高めることを意識しています。
ゴルフは18ホールを数時間かけて回るため、常に高い集中力を維持するのはむずかしいでしょう。
そのため、ピンポイントで集中力を高める必要があります。
絶対に外せないパッティング、ミスが許されないアプローチ、ミスショットのあとなど・・・。
必要なタイミングで集中力を高めることを意識してプレーしてみてください。
スコアを安定させるための具体的な考え方を3つ紹介!
自分もあの人みたいに安定して、いいスコアを出していきたい。
スコアのアベレージを上げていきたい。
大きなミスをせず、ミスショットを引きづらず、要所で決められるようになるにはどうしたらいいでしょうか。
ここでは、うまい人と同じようにプレーするためにできることを3つ紹介します。
大事故しないマネジメントをするために「考えて言語化するクセ」をつける
大事故を防いでプレーするには、スキルだけでなくコースマネジメントも必要です。
何も考えずにピンだけ狙うと、思わぬ傾斜や風に捕まり、大たたきの原因になることもあります。
せっかくいいスコアを出せるスキルを持っているのに、なにも考えずにプレーするのはもったいないです。
そうならないためにも、打つ前にとことん考えるクセをつけましょう。
ここで言う「考える」とは、どう打つべきかとその理由を明確に言語化することを指します。
コースレイアウトをみて、「どこに打ってはいけないのか」「そのためにはどの番手にするべきか」「どこを目標に構えるべきか」を声に出してみましょう。
頭では考えているつもりでも、感覚で決めてしまっているとうまく声に出せないはずです。
打つ前に声に出してマネジメントしていれば、自然と考えてプレーできるように変わっていきます。
この記事を読んでいるあなたは、大事故を防げるだけのスキルを必ず持っているはずです。
スキルを活かすためにも、考えるクセをつけてプレーしましょう。
ミスショットを連発するのは「スイングを修正しようとするから」
一度のミスショットで一気に調子を崩してしまい、スコアも大崩れ・・・という経験がある人も多いのではないでしょうか?
うまい人はミスショットのあとに挽回できるのに、自分はミスが続いてしまうのには理由があります。
見出しにもある通り、「スイングを修正しようとするから」です。
ラウンド本番でのスイング修正は、リズムが崩れていつも通りのスイングに戻せなくなるリスクがあるため、基本的にはしないことが鉄則となります。
ミスが出てしまったら「スイングを変えて原因を追求する」のではなく、「練習場でのいつものスイングに戻す」ことだけを考えましょう。
練習場でいつも意識していることだけを考えてスイングできれば、同じミスを繰り返すことなく、スコアを立て直せます。
「ラウンド本番ではスイング修正をしない」ことを覚えて、実践してみてください。
アプローチ・パッティングまでに集中力を高める
スコアを安定させるには、アプローチとパッティングが命です 。
そのためには、アプローチやパッティングまでに「集中力を高める」ことを意識しましょう。
ティーショットではリラックスして、2打目、3打目と徐々に集中力を高めていくことを意識すると、アプローチ・パッティングで高い集中力を発揮できます。
ポイントは、ティーショットの良し悪しに限らず気を引き締めることです。
ティーショットでまっすぐいい球が打てたあと、嬉しさで気が抜けて2打目で大ミス・・・なんて経験はないでしょうか?
これではスコアがまとまらないため、ナイスショットのあとこそしっかり気を引き締めて2打目を打ちましょう。
ティーショットでミスをしてしまったからといって、2打目以降が投げやりになってしまう人もいるでしょう。
ティーショットが悪くても、2打目、3打目で挽回できるチャンスがあることを忘れないでください。
諦めずに集中力を高めてプレーしましょう。
パターマットやアプローチ練習器具を持っていない人は、この機会に購入してみてください。
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【ショットの引き出しを増やす】スコアがまとまる人になるためのおすすめ練習
スコアを安定させるには、練習方法を変えるのも効果的です。
上級者はショットの引き出しも多く、状況に応じてミスになりづらい打ち方をしています。
ここでは、ショットの引き出しを増やし、スコアがまとまる人になるためにおすすめな練習方法を紹介します。
実践で使えるスキルが身につく練習を紹介するので、ぜひ明日からの練習に取り入れてみてください!
ティーの高さを変えながら打つ
コース本番では、傾斜やラフなどさまざまなライからショットする必要があります。
本番で傾斜からのショットでもうまく打てるようになるためには、ティーアップして高さを変えながら打つことがおすすめです。
ティーを高めに設定すると、クラブはインサイドから入りやすくなるため、ドローがかかりやすくなります。(つま先上がりの傾斜と同じ)
低めに設定すると、逆にアウトサイドインの軌道になりやすいため、フェードがかかりやすくなるでしょう。(つま先下がりの傾斜と同じ)
ティーの高さを変えても狙った場所に打てれば、コース本番でも大きなミスなくピンを狙っていけるようになるでしょう。
考えて打つ癖を、練習から身につけておくことがスコアを安定させるための第一歩です。
リズムよく連続で打つ
ミスを連発しないためには、「コース本番ではスイングを修正しない」ことを紹介しました。
スイングを修正せずに、調子を取り戻すには「自分のリズムで打つ」ことが必要です。
自分のリズムを作り、身体に覚えさせるためには「連続で打つ練習」がおすすめ。
ポイントは、スイングのことはあまり考えずに、リズムよく打つことだけを考えることです。
この練習で、自分のリズムを覚えられれば、コース本番でもリズムを戻すだけでミスからたち直せるようになります。
一定のリズムを取るのがむずかしい場合は、メトロノームアプリなどを使ってみるのもよいでしょう。
低い球と高い球を打ち分けられるようにする
スコアがまとまる人は、状況に応じて高い球と低い球を打ち分けられるスキルを持っています。
例えば、打ち下ろしのショートホールでは低めの球を出すことで曲がり幅を減らし、グリーンに乗る確率を高めることが必要です。
砲台グリーンやピンまで転がる幅のない場面では、球を高く上げてグリーンを狙います。
せっかく考える癖をつけても、狙い通りの球が打てなければ意味がありません。
本番でいきなりできるものではないので、打ち分けができない人は練習しておきましょう。
詳しい練習方法は別の記事で紹介します!
高い球と低い球を打ち分けるのはなぜ?打ち分けられるようになる練習方法も紹介!
安定してスコアアップを目指すなら・・・
考えるクセを作り、狙った通りの球が打てるスキルを身につければ、スコアがまとまりやすくなります。
調子の浮き沈みに一喜一憂することもなくなり、安定してスコアアップを狙えるようになるでしょう。
ゴルフ仲間から尊敬の眼差しで見られる、なんてこともあるかも…。
より効率的にスコアアップを目指すなら、いつもの練習場だけでなくインドアゴルフ練習場もおすすめです。
インドアゴルフ練習場には、シュミレーションゴルフが設置されていることも多く、自分の球がどう飛んでいるのか、スイングの質はどうなっているのかを数字で確認できます。
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