ドライバーがどうしても苦手だな・・・。克服してもっとゴルフ上達したい。
こんにちは、けんてぃです。今回は、ドライバーについての記事を書いていきたいと思います。
ドライバーに苦手意識を持っている初心者は多いと思います。この記事は、「ドライバーの苦手意識を克服すること」を目的に書いています。
ドライバー苦手ポイント
- ドライバーが飛ばない
- ドライバーが振りづらく感じる
- ドライバーが左右に曲がってしまう
などといった悩みを持っている人に向けて執筆しています。
私もドライバーがずっと苦手でスライスばかり出ていました。
そんな私でも試行錯誤して練習した結果、スライスは改善し飛距離も20〜30ヤードくらい上がりました。
ドライバーが上達するとゴルフがもっと楽しくなります。
この記事が、同じようにドライバーに苦手意識を持っている人の助けになれば嬉しいです。
今回の記事は、以下の流れで解説します。
記事の流れ
1.なぜドライバーが難しく感じるのか
2.ドライバーのスイングの基本(握り方・構え方・振り方)
3.ドライバーで飛距離を出すためにできること
4.ドライバーが上手くなるための練習方法について
ドライバーに苦手意識を持っている人は、この記事を参考にして克服しましょう。ドライバーが得意になるとティーショットに自信を持てるので、ゴルフが何倍も楽しくなりますよ!
Contents
なぜドライバーが難しく感じるのか
ゴルフでドライバーは扱いづらく難しいクラブと言われます。実際に、ドライバーに苦手意識を持っている人も多いです。
なぜ難しく感じるのでしょうか?
その理由は以下の3つです。
ポイント
- シャフトが長いから
- ロフト角が小さいから
- 飛ばそうと意識してしまうから
それぞれの理由について詳しく解説していきます。
ドライバーのシャフトは長い
ドライバーはゴルフクラブの中で、最もシャフトが長いクラブです。その長さは男性用なら約45インチ(約114センチ)あります。7番アイアンが約37インチ(約94センチ)なので、20センチ近く差があります。
ドライバーのシャフトが長いのは、飛距離を出すためです。シャフトが長いほど遠心力が大きくなり、ヘッドスピードが上がります。
ヘッドスピードが上がれば、飛距離がアップします。
しかし、クラブが長くなるほど操作が難しくなり、ミスショットしやすくなります。代表的には、クラブが体より振り遅れることでフェースが開き、スライスが発生することです。ドライバーでスライスに悩む人の多くはこれに当てはまります。
ドライバーはロフト角が小さい
ドライバーは他のクラブに比べてロフト角が小さいです。ロフト角とは、クラブのフェースの角度のことです。ロフト角が大きくなるほど、バックスピンの量が増えてボールがまっすぐ飛びやすくなります。また、ボールは高く上がります。
ドライバーは飛距離を出すためにロフト角が小さく設計されています。そのため。バックスピンがかかりづらくなり、左右に曲がる原因となるサイドスピンの影響を受けやすくなります。
ドライバーは飛ばそうと考えてしまう
ドライバーを握ると、誰でもすこしでも遠くに飛ばそうと考えてしまうかと思います。ティーショットで飛距離を出せばその分有利になることが多いですし、遠くに飛んだほうが気持ちがいいです。
飛ばそうという意識が体を固くしてミスショットを引き起こす原因にもなります。飛距離は大切ですが、スライスやヒッカケでOBになってしまっては意味がありません。
力いっぱいフルショットした場合も、リラックスして振った場合も実はそこまで飛距離は変わりません。むしろ、リラックスして振ったときにクラブの芯に当たれば、力いっぱい振り抜いたときよりも飛距離が出る場合もあります。
ドライバーのスイングの基本
次に、ドライバーのスイングの基本について解説をしていきます。スイングの基礎的な部分は他のクラブと共通していますが、ドライバーには他のクラブには無い特徴がいくつかあります。
ポイント
- ボールがティーアップされている
- クラブが長い
- 人に見られるので緊張する
これらの特徴を踏まえて、具体的に「握り方」「構え方」「振り方」を解説していきます。
ドライバーの握り方は?
ドライバーの握り方は基本的に他のクラブと同様です。ドライバーを改善しようとしたときに、スイングを改善しようとする方も多いですが、実は握り方を改善するだけで結果が変わることがあります。
他のクラブとも共通する基本的な握り方については以下の記事を参考にしてください。
ここでは、ドライバーが曲がってしまう方向けにちょっとした握り方改善のコツをご紹介します。スライスしてしまう人やヒッカケてしまう人は以下のようなグリップとなっていないか確認してみましょう。
ポイント
スライスする人:ウィークグリップになっていないか
ヒッカケてしまう人:ストロンググリップになっていないか
スライスする人は、ウィークグリップになっていないか確認してみてください。ドライバーでアドレスをとったときに、左手の拳が3つ以上見えていたらウィークグリップです。ウィークグリップになると、クラブのフェースが開きやすくなり、スライスが起こりやすくなります。
ヒッカケてしまう人は、ストロンググリップになっていないか確認しましょう。こちらはアドレスをとったときに、左手の拳が一つしか見えない場合はストロンググリップです。ストロンググリップになると、クラブのフェースが閉じてしまい、ヒッカケを出しやすくなります。
スライスやヒッカケは、クラブの握り方一つで改善する場合もあるので、まずは握り方から確認してみてくださいね。
ドライバーの構え方は?
次に構え方についてです。ドライバーは、クラブが長いため構え方に少し工夫をすると振りやすくなります。それは以下の3つです。
ポイント
- 少し広めに足を開く
- 左足の内側の延長線あたりにボールを置く
- オープンスタンスやクローズドスタンスを試す
ドライバーでは、少し足をいつもより大きく開いてあげると振りやすくなります。ただし、開きすぎると身体の回転がしづらくなり手打ちになってしまうので注意が必要です。目安としては、肩幅より左右に半歩ほど開くとちょうど良いです。
また、ボールをセットする位置は左足の内側の延長線上になるようにすると構えやすくなります。このときに、ボールの位置に引っ張られて左足重心にならないよう気をつけてください。
最後に、左足を少し前後に移動させてスタンスを変えてみましょう。ヒッカケて左に飛びやすい人は、左足を少し後ろに移動させてオープンスタンスにするとミスを減らすことができます。逆に、スライスして右に飛んでいってしまう方は左足を少し前に出してクローズスタンスにするとミスを減らすことができます。
振りやすい構え方は人それぞれです。教科書どおりの構え方に固執せずに、色々と試してみると良いでしょう。
ドライバーの振り方は?
最後にドライバーの振り方について解説していきます。
結論から言うと「ボールをバスケットボールに見立てて空高くぶっ飛ばすイメージ」で振ることです。
ドライバーは、他のクラブと違って長いことや、ボールがティーアップされているという特徴があります。特にティーアップされているボールを打つという点に、ドライバーが上手くいかない理由が隠れています。
他のクラブでは、クラブの最下点でボールを捉えます。
一方でティーアップされているドライバーでは、クラブの最下点の上がり際でボールを捉える必要があります。
図で見ると違いがわかりやすいのですが、これを実際に打つときに意識できている方は多くないと思います。
ティーアップされたボールを上手に打つために、冒頭で記載したように「バスケットボールを空の彼方にぶっ飛ばすイメージで打つ」がおすすめです。ゴルフボールを大きなバスケットボールに見立てて、空に向かって打ち上げるイメージで振ってみると、最下点の上がり際で捉える感覚を掴むことができます。
ドライバーで飛距離を出すにはどうしたら良いのか
ドライバーのスイングについて解説しました。ゴルフをやっている方であれば、ドライバーの飛距離を伸ばしたいと思う方が多いと思います。必ずしも飛距離が全てではありませんが、飛距離が出せるほうが有利に進められることもありますし、選択肢を増やすことができる場合もあります。
ここでは、ドライバーで飛距離を出すためにできること、やるべきことを3つご紹介します。
ポイント
・スイングを改善する
・自分にあったクラブを使う
・筋力をつける
スイングを改善する
ドライバーで飛距離を出すためには、正しいスイングでヘッドスピードを最大限まで引き上げる必要があります。スイングについては以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
正しいスイングを身につけることで、飛距離だけでなくショットの安定性も高まります。飛距離が出ないな・・・と思ったらまずはスイングの改善を行ってみましょう。
ゴルフスクールなどで無料のスイング診断を受けてみることもおすすめです。
自分に合ったクラブを使う
スイングの改善と一緒に考えたいのはクラブについてです。
自分に合っているクラブを使うことで、飛距離が出せるだけでなくショットの安定性も高まります。ドライバーの選び方については以下の記事を参考にしてみてください。
また、自分で選ぶだけでなくクラブフィッティングを受けるのもおすすめです。実際に私はゴルフ5のクラブフィッティングを受けました。
クラブとシャフトを自分に合うものに変えただけで飛距離が10ヤード〜20ヤード変わり、ミスが減ることを体感できました。
フィッティングを受けることで自分のスイングの癖や傾向を把握できることもメリットの一つです。クラブフィッティングでは、経験豊富なプロが自分に合ったクラブを選定してくれるため、今後のクラブ選びの参考になります。
筋力をつける
3つ目は筋力です。ゴルフクラブを振る身体を鍛えることで、飛距離アップを狙うことができます。
個人的には、スイング改善と自分に合ったクラブを使うことのほうが優先度が高いと思っています。
筋力も飛距離アップには欠かせない項目の一つです。
実際にプロゴルファーの多くは筋力トレーニングを行い、飛距離を伸ばしています。
飛距離を伸ばすために必要なのは、体幹や下半身の筋力です。
それ以外にもバランス良く鍛えることが理想ですが、あまりつけすぎるとスイングがしづらくなるのも事実です。
ゴルフ上達に効果的な筋トレについては、後日記事を執筆します。
ドライバーが上手くなる練習方法
ここからは、ドライバーが上手くなる練習方法を3つに分けて紹介します。
ドライバーを上達させるポイントは、スイングと飛距離とコントロールの3つです。
今回は3つのポイントに沿った練習方法を解説していきます。
自分の苦手分野や得意分野に合わせて、普段の練習に取り入れてみてください!
スイング改善のための練習
ドライバーの上達にはスイング改善が必須です。1つ目にご紹介するのはそんなスイング改善のための練習方法です。
スイングを改善は、以下の流れで練習していきます。
ポイント
1.正しいスイングを覚える
2.自分のスイングを撮影して動きを把握する
3.改善のポイントを見つけて反復練習する
スイングを改善するには正しいスイングを覚えることが必須となります。
正しいスイングについては以下の記事でも解説しているので参考にしてください。
次に、自分がどんな動きをしているのかを把握するために自分のスイングを撮影してみましょう。できればボールを打ってるときと素振りの両方を撮影しておくと良いです。
撮影ができたら、動画を見ながら1.で覚えた正しいスイングの照らし合わせながら改善ポイントを見つけていきましょう。改善すべきポイントが見つかったら、何度もクラブを振って動きを確認していくことで徐々にスイングが改善されていきます。
スイング改善は根気のいる練習です。すぐに効果が出ないので嫌になることもありますが、続けることで必ず結果に現れるので頑張っていきましょう!
スイングが改善されることによって、ショットが安定しスコアアップにつながります。
どうしても自分のスイングの改善点がわからない場合はお金はかかりますがゴルフスクールを検討するのもおすすめです。
飛距離を伸ばすための練習
スイングの改善とともに飛距離を伸ばす練習も行ってみましょう。
飛距離を伸ばすポイントは「芯に当てること」です。
飛距離を伸ばすと聞くと、ヘッドスピードを上げてパワフルなスイングをすることを想像するかもしれません。しかし、実はヘッドスピードを上げることよりもしっかり芯に当てることが重要です。
同じヘッドスピードでも芯に当たるかどうかで飛距離が大きく変わってしまいます。
芯に当てる練習としておすすめなのは、ビジネスゾーンの練習です。
具体的な練習方法は以下の記事で解説しています。
ハーフスイングで芯に当たる感覚を掴んだら徐々にスイングを大きくしていきましょう。
芯に当たったほうが飛ぶことを体感できると、思い切り振るのではなく芯に当てることを意識した振り方ができます。
コントロールをつけるための練習
最後にコントロールをつける練習です。
スコアアップするためにはドライバーを遠くに飛ばすだけでなく打球をコントロールできる必要があります。
ドライバーでコントロールを良くするためには、打球をターゲットの左右10ヤード以内の範囲に収める練習がおすすめです。
練習場でターゲットになるもの(柱や看板など)を決めて、ターゲットのから左右10ヤードくらいの範囲にボールが落ちることを意識して打っていきます。
ポイントは、一球一球集中して打つことです。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、練習場では意外と集中せずに打ってしまっていることがあるかと思います。
集中して打つためにボクがやっていることは、10球連続で範囲内に収まったらご褒美として美味しいものを買って帰るといったゲーム性をとりいれることです。
ドライバーのコントロールがよくなると、2打目以降が圧倒的にラクになります。
傾斜が少なくピンを狙いやすいところに落とすことができれば、2打目もリラックスして打つことができますよね。結果としてスコアも良くなっていきます。
ドライバーの打ち方まとめ
ゴルフのドライバーは意識を持っている方も多いです。
難しく感じる原因やそれを解決する打ち方を知っていれば、苦手だったドライバーも上達させることができます。
ドライバーはティーショットで使うクラブなので、上手く打てると2打目3打目にも繋がります。逆に失敗すれば2打目3打目も厳しいところから打つことになります。
結果としてスコアに大きな影響を与えるクラブです。
そんなドライバーが上達すれば、スコアアップはもちろんのこと、ドライバーでかっ飛ばす気持ちよさをたくさん味わえてゴルフがさらに楽しくなっていきます。
今回の記事を参考に、ドライバーの練習に挑戦してみてください!
それでは、また次回!